「購入するつもりはないのですが」とか「参考に見させてもらいたいので」と物件のお問い合わせを頂きます。これは、正直“禁句”です。不動産業者は、基本的に成功報酬しか得られません。なのに、「買わない」という意思表示をしてしまったら、案内したり、資料を送ったりすることは無駄以外のなにものでもありません。もっと言うと「お客さん」ではなくて、「営業妨害」と言っても過言ではない(いや、言い過ぎですね…)。実際のところお客さんがどう考えているのかは、わからない訳ですから、その点だけは、曖昧にしておきましょう。「すぐに是が非でも、購入する」でなくてもいいわけです。「すぐではないけど、気に入った物件があったら、購入するつもりです」程度は、リップサービス、マナーとしてお願いします。特に田舎不動産、案内する方も一日か半日がかり。配慮してあげてください。あ、リップサービスと言って「買う、買う」とその気にさせるのも御法度。「オオカミ少年」になってしまいます。いざ、購入しようと思ったときに、味方になってくれる不動産業者を見つけることも物件見学の重要な目的の一つですから、お互い信頼出来る関係を作保っておくことは、物件探しの基本中の基本です。
物件見学(調査)について その2
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