田舎暮らし実現への道の最近のブログ記事

田舎暮らしをお考えの方全てというわけではないとは思うのですが、私が主に活動している千葉県で接するお客さんから感じる顧客の田舎暮らしの志向の変化について少し書きます。
少し前から、「本格的田舎暮らし」志向から「お手軽田舎暮らし」志向への変化は感じていたのですが、最近はいかに都会と同じ生活を保てるか、年を取ってからのことをシビアに考える傾向が強苦なっていると思います。ですので、建物は出来るだけ新しく、生活便のよいところを探すことになります。そして、あまり敷地も要らないというお客さんもずいぶん増えました。確かに多くのお客さんの年齢は50代後半から60代前半ですから、10年後のことを考えると年を取って体が動かなくなる可能性を否定できない。もちろん、20代だろうと誰でも同じですが、その姿が想定できるわけです。畑作りはもちろん、草とりや植木の管理を考えると150坪あれば十二分。ただ、周囲との関係である程度広めの土地はほしい。
これの状態は「安全志向の田舎暮らし」といえるのではないかと思います。失敗を恐れ、あまり冒険はしない。社会的にも年金不安があり、少子化という構造問題がある。そして自分の家族を見ても子供に頼るということが現実の問題として経済的にも感性的にも頼れない、頼りたくない。全般として、予算も減らす(実際にお金がないというのではなく、手持ち資金を残して、住宅への配分を減らす)。社会的にセーフティーネットがないから自分で身を守る。そういう動きだと思います。
岬町外壁1昨日いすみ市岬町に行って物件管理に行って来ました。主たる目的は外壁に使ってある杉の下見板張りを塗装すること。天然のものは多少手がかかります。屋外木部用の塗料を買って準備して行ったのですが、現場で塗ってみたら、さあ大変。塗料はステイン仕上と書いてあるものだったので、浸透するタイプの塗料かと思っていたら、皮膜を作るタイプのもだったらしく、0.6平米くらい試したもののぜんぜんうまく塗れないし、少し乾いてくると皮膜が出来てしまって、困り果てました。で、私は早速あきらめ、乾く前に塗料をはがすという選択をしました。
それは一生懸命雑巾やらたわしやらでふき取ったですが、その際、表面の汚れも一緒に取れて、以前の白木の状態が復活したのです。「え、こんなに綺麗になるの?」と本当に驚きでした。たまたまですが、一部だけ綺麗になってみると、他の汚いところが目立ってしまって、さあ大変、結局ほかの所も掃除する羽目に陥りました。ふき取ると言うか洗うと言うかなのですが、結構大変な作業で、吹き終わるまで4時間くらいかかりました。途中で、腕は痛いは、ゴム手袋が破れて水が入ってきて冷たいはで、何度も挫折しかけましたが、途中でやめる訳にもいかず、半ばトランス状態で、ひたすら作業を続けました。最後は日が落ちてきて暗くなるのと同時に作業も一応終了。
はじめてやって見ると、いろんな失敗をするものです。作業をしていて気がついたのは、綺麗になったと思ったら、なんだか杉の板目(年輪)がはっきりと見えてきたんです。表面を良く見てみると、赤い年輪部分は硬いので、そのまま残り、白太というか年輪の間の白い部分が削れていたんですね。だから年輪がはっきりしてきて、かなりいい雰囲気でした。古民家の下見板は経年劣化で自然にこうなるのでしょうが、怪我の功名、今回はなかなかいい感じに仕上がりました。・・・あ、本当はこの後に、ステインを塗らなくてはいけないのでしょうが、時間切れ次回塗る事にしました。よーくネットで調べるとキシラデコールが、実績もあって良さそうです。来週辺りでも行って塗ってきますか・・・。
岬町外壁2失敗も含めて、そんなこんなやってみるのは楽しくもあります(しんどくも・・・)。愛着もわくし、田舎暮らし疑似体験みたいなものです。そうそう、草刈もしましたが、すこしは草刈機の使い方もうまくなったかもしれません。
以前は田舎暮らし物件を探す手段と言えば、『田舎暮らしの本 2007年 02月号 [雑誌]』や新聞の広告に頼るか、または現地の不動産屋に足を運場ない限り得られないものでした。それがここ10年インターネットの普及で、多くの不動産会社が物件情報を発信しています。5年ほど前までは、それでもネット利用の中心層は20~30歳台までほとんどで、田舎暮らし不動産のターゲット層である中高年、特に50歳以降の層はあまり多くないというのが私たちの実感でした。
今年のネットレイティングス社の調査(元データはこちらを参照ください)によると、全利用者のうち40歳以上の割合は全体の43.2%、50歳以上でも19.2%と五年ほど前から比べてもかなりの伸びとなっています。そのおかげで、私のサイトはもちろん、田舎暮らし物件を扱う親しい会社のサイトの問い合わせもネット経由で十二分のお客さんが訪れています。以前はネット経由の「お客さんはひやかしばかり」という声を良く聞きましたが、今では本当に様変わりしています。インターネットで田舎暮らしを実現する。それは今の中高年世代でも常識になりつつあるのでしょう。
また投稿に時間が空いてしまいましたが、千葉市緑区越智町の新築案件ですが、設計作業が進んでいます。今回は東西に間口を広く取り、南に開口を大きく取った明るい家です。建物面積30.5坪の3LDK。廊下が少なく、効率の良いプランです。仕様は前回とほぼ同等ののもを考えていますが、また新たな部材を開拓して、良いものに仕上げていきたいと考えています。
いきなり変なことを書きましたが、何度も書いているインターネット。物を探すのにこんな便利なツールはないですね。千葉市の新築物件に使用している玄関戸と下見板は、それぞれ岩手県盛岡市にある会社のものですし、システムキッチンも安くていいものをとネットで探してきたものです。今日の話は、ウッドデッキの話。いろいろ探したところ、誰でも作れるウッドデッキキットを作っている会社を見つけました。
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先日私は車の免許の更新をしました。何を隠そうというか胸を張って、、、私はゴールド免許です。最近でこそ年間走行距離が1万キロぐらいになりましたが、ここ5年の平均走行距離は2万キロを超えます。あ、そのコツはという話ではないのです・・・。
田舎に行く度に思うのは、田舎は車さえあれば便利だということです。東京で生活していると、渋滞もあるし駐車場がないので、車を利用するより電車やバス等の公共交通機関を使ったほうが便利なことが多々あります。でも、田舎は渋滞はないし、公共交通機関はあっても利便性は劣るし、なかなか使いずらいのが現実です。ですので、田舎暮らしでは私は車の免許を取ることをお奨めします。田舎ぐらいの実現年齢は50代以降のかたが圧倒的に多いですから、これから免許を取ることに不安を感じる方も多いかと思います。そして、実際にほとんどの方が、若い人より免許を取るのに時間がかかることでしょう。そして、その後の運転することに不安や恐れも持たれるでしょう。
多少の苦労があっても、田舎で車があることの便利さはを考えると、少なくとも免許を取る大変さは、クリアできるのではないかと思います。そして、免許を取った暁には無理をせず、自分の極めて狭い生活圏で車を運転することをお奨めします。最寄駅から田舎の自宅(田舎の別宅)までの間、自宅からスーパー、病院の間などに限定してみる。決して一人で初めての道を走らない。そして、雨の日や、夜など運転の条件が悪い日には運転しない。これなら誰でも出来るはずです。そして少しずつ少しずつ運転できる範囲を広げていくのはいかがでしょうか。
そして、もうひとつ車の運転に不安を感じたら、運転しない勇気を持っていただけるといいかと思います。高齢になったら免許の返上を含めご検討ください。
「海が見える物件」は田舎暮らしだけではなく、多くの方にとって憧れの物件です。ですから、ほんのちょこっと海が見えるというだけで、土地の価格が周囲より何割も上がってしまうこともあります。海が見える物件は、そのご希望の割りに物件数が少ないのが実情です。これは極めて簡単な話で、海は地面より低いところにある訳ですから、少し高いところからでないと海が見えないわけです。そして、九十九里浜のように平地の海岸線の場合、砂防林があるだけで、ほんの近くに海があるのに関わらず、海を見ることが出来ません。また、海岸線から立ち上がる岸壁にはここ入っていく道路がなかったり、建築上なんらかの問題があるケースも多々あります。ですから、海が見える物件というのは、絶対数が少ないのが現実です。
でも、私は海が見える物件はあまりお奨めしません。もちろん別荘利用でたまに海を眺めてのんびりするのは、あこがれます。でも、海はいつも穏やかではないのです。時に荒れ狂い、本当に怖いくらいの時もあります。そして、潮風による塩害もあります。もし、海が見たいというのであれば、旅行に行って海近くのホテルに泊るのがいいと思っています。せめて「海は遠くにあって眺めるもの」で十分ではないかと。。
これは海の話に限らず、“憧れ”と“生活”は異なるという話につながります。憧れは憧れだからこそ良く、生活になってしまったら、その“ときめき”は失せてしまうのではないでしょうか。私の中で「海」と同じポジションなのが、温泉です。「田舎暮らしで温泉」甘美な響きです。でも、所詮、実現できたところで、一坪とか大きくても二坪くらいの通常の浴室に温泉を引き込むぐらいです。もちろん費用がかからなければいいのですが、取得時には温泉権、使用すると温泉使用量がかかってきます。温泉は、広く、湯量もたっぷり、日常世界から少し離れた時間が持てる「これぞ温泉」という空間で入るからこそ、温泉の価値が出るのです。成分温泉であれば、温泉の元や種々の入浴剤が売られていますから、それで十分な気がするのです・・・。

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引っ越しをしてから約3ヶ月が過ぎようというのに、やっとのことで先日私の自宅にカーテンを取り付けられました。散々悩んで決めただけあって、イメージ通りのいい感じになりました。昨日『チルチンびと』のことを書いたのですが、素材はポリエステル・・・。でも、自分たちで洗えるってことは結構大事です。
そのカーテンを買ったお店のご紹介です。「ケユカ」私が行ったのは吉祥寺店なのですが、いくつか店舗があります。カーテン以外にも家具、食器等の雑貨も扱っています。全体として、雰囲気のある(女性好みかもしれません)センスのいいお店です。お引っ越しの際には、ご検討ください。店員さんもみなさんとても親切ですし、この仕事を好きなのが感じられてとても気持ちがいいです。
「田舎暮らし」で実現したいアイテムとして、かなり上位に来るのが「暖炉」です。先日物件をお引渡しをしたお客様もいずれ暖炉をとお考えでした。田舎だと周囲を気にしないで煙突を立てられるし、何より田舎暮らしに暖炉は良く似合います。
でも意外に暖炉は大変です。まず何より、本体費および設置工事費(煙突代を含む)が高い。新築の場合問題はないのですが、後付となると、どこに煙突を出すか、屋根に持っていった際の雨仕舞いは万全か、煙突のすす掃除等管理をきちんとできるか・・・などなど。
それでもそういったことを皆さん承知の上で「暖炉」を実現する方が多くいらっしゃいます。家の中で火が燃えている。それもガスの火ではなく自然の火。暖を取るだけでなく、火の持つなんともいえない魔力が人を魅了してやまないのでしょう。私も暖炉がある家に行った時は、ただただ火の番をしていました。不思議と会話が弾み、お酒が進む。動物は火を恐れ、火を使い生き物は人間だけです。もしかすると火を使うことが、人間が人間であり得る所以(大げさです)なのかもしれません。
暖炉は多くの種類があります。使う使わないも含めて、大きな買い物です。いろんな本やお店を見て、慎重に選びましょう。特に中古物件に導入する場合は、一番安いストーブを買ってみて、使用頻度やどれだけ手間がかかるか試してみるのも手かもしれません。
あまり一般的ではないのですが、私が見つけたドイツ製の「ボラヤン木屑ストーブ」を紹介しておきます。燃焼効率が良く、暖かいそうです。材木店、建築会社、製材所などで簡単に手に入る廃材木材、木工廃材を燃料に出来ますので、いいかもしれません。

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