下見板張り

岬町外壁1昨日いすみ市岬町に行って物件管理に行って来ました。主たる目的は外壁に使ってある杉の下見板張りを塗装すること。天然のものは多少手がかかります。屋外木部用の塗料を買って準備して行ったのですが、現場で塗ってみたら、さあ大変。塗料はステイン仕上と書いてあるものだったので、浸透するタイプの塗料かと思っていたら、皮膜を作るタイプのもだったらしく、0.6平米くらい試したもののぜんぜんうまく塗れないし、少し乾いてくると皮膜が出来てしまって、困り果てました。で、私は早速あきらめ、乾く前に塗料をはがすという選択をしました。
それは一生懸命雑巾やらたわしやらでふき取ったですが、その際、表面の汚れも一緒に取れて、以前の白木の状態が復活したのです。「え、こんなに綺麗になるの?」と本当に驚きでした。たまたまですが、一部だけ綺麗になってみると、他の汚いところが目立ってしまって、さあ大変、結局ほかの所も掃除する羽目に陥りました。ふき取ると言うか洗うと言うかなのですが、結構大変な作業で、吹き終わるまで4時間くらいかかりました。途中で、腕は痛いは、ゴム手袋が破れて水が入ってきて冷たいはで、何度も挫折しかけましたが、途中でやめる訳にもいかず、半ばトランス状態で、ひたすら作業を続けました。最後は日が落ちてきて暗くなるのと同時に作業も一応終了。
はじめてやって見ると、いろんな失敗をするものです。作業をしていて気がついたのは、綺麗になったと思ったら、なんだか杉の板目(年輪)がはっきりと見えてきたんです。表面を良く見てみると、赤い年輪部分は硬いので、そのまま残り、白太というか年輪の間の白い部分が削れていたんですね。だから年輪がはっきりしてきて、かなりいい雰囲気でした。古民家の下見板は経年劣化で自然にこうなるのでしょうが、怪我の功名、今回はなかなかいい感じに仕上がりました。・・・あ、本当はこの後に、ステインを塗らなくてはいけないのでしょうが、時間切れ次回塗る事にしました。よーくネットで調べるとキシラデコールが、実績もあって良さそうです。来週辺りでも行って塗ってきますか・・・。
岬町外壁2失敗も含めて、そんなこんなやってみるのは楽しくもあります(しんどくも・・・)。愛着もわくし、田舎暮らし疑似体験みたいなものです。そうそう、草刈もしましたが、すこしは草刈機の使い方もうまくなったかもしれません。

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このページは、エートスが2007年1月12日 23:59に書いたブログ記事です。

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