心理的な瑕疵物件

 私が実際にこの中で一番割安感があると考えるのは、3番目の心理的な瑕疵物件。もちろん複合的瑕疵が積み重なっていくケースもありますが、基本的にこれは「気にするかしないか」なわけです。特に最も問題が少ない割りに嫌われやすい「自殺物件」。人は必ずいつかは死ぬわけです。死者に敬意を払うのは当然としても、それによってその土地建物を忌み嫌う必要はないというのが私のスタンスです。すべてのものには命があって、家は多くの木や植物を使って建てられている。そのことに敬意を払えば、忌み嫌うのではなく、大切にしていかなくてはならないと思います。
要は考え方次第です。以前は競売物件(破産物件)も嫌われていましたが、今では名証上場の「株式会社やすらぎ」さんをはじめ、多くの業者さんの活躍もあって、中古住宅供給源となり、ほとんど気にする人はいなくなっていますから。

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このページは、エートスが2005年3月21日 08:42に書いたブログ記事です。

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