田舎暮らしとは直接関係ないのですが、住まいと関わる仕事をするようになった私の原点は、早川和男(著)『住宅貧乏物語』岩波新書です。
今から11年前の今頃、就職活動を控えていた私は、“住まいの充実なくして、人の幸せはない”(かなり安易な私の理解ですが)という本旨は、大きな影響を受けました。それから、一辺倒に住宅、不動産業界の就職試験を受け、今に至っています。
今から11年前の今頃、就職活動を控えていた私は、“住まいの充実なくして、人の幸せはない”(かなり安易な私の理解ですが)という本旨は、大きな影響を受けました。それから、一辺倒に住宅、不動産業界の就職試験を受け、今に至っています。
1979年3月の出版ですから、25年が経過し、少し事情が変わってはいますが、“住まい・住宅というものが、人の暮らしに与える影響”は変わっておらず、今なお、読む価値だと思っています。いかんせん古いので、著者の近著である『居住福祉』をお奨めします。都市災害でもあり、住宅災害でもあった阪神大震災や在宅介護の困難な住宅の現状や、多くの提言など。住まいを含めた居住環境の重要性を改めて認識させてくれる一冊です。
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