なんでも最近は大卒の新入社員のうち3割が3年以内に退職するとか。
私は最初の会社で3年と9ヶ月働きました。とってもいい会社で、社員に優しく、おっとりとした社風でした。2年目から3年目にかけて夜間、建築の専門学校にも通わせていただきました(学費は自分持ちですが・・・)。
仕事をしながら学校に行くというのは想像以上に大変で、一日なのに、昼と夜で別の日のように感じて、一日が二日みたいでした(わかりずらいですが、感覚として)。夜間の専門学校だったので、高校卒業後すぐの学生は少なく、年齢も様々のいろんな経験を持った人たちが集まっていて、多くの刺激を受けることが出来ました。
最初の会社で仕事に対する考え方、取り組み方、具体的な手法など基本的なことをたくさん教えていただきました。分譲住宅の販売や、土地の仕入れ、建物のプランニング、販売の企画・広告に始まり、コンビニやレストランなどの企画そして、輸入住宅への取り組みなど、入社後間もない私にも関わらず、多くの仕事に携わることが出来、今につながる貴重な経験です。
でも、辞めようと決めたのは、会社として住宅事業を積極的に展開する方針がなくなってきたからです。「住まいに関わっていたい」そんな気持ちの私に、田舎暮らし不動産専門の「ふるさと情報館」の佐藤社長から「うちに来ない?」という誘いを受け、転職をしました。
先日久々に事務所に訪ねて、当時の上司や先輩に会ったのですが、わらわらとみんな出てきてくれて、私は動物園のサル状態(見せ物)!?以前より社会全般と同じく、厳しくはなっているようですが、やっぱり優しい社風は健全のようでした。すぐは無理かもしれませんが、いつか仕事で恩返しが出来たらと思っています。
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