田舎の場合、同じ敷地の中に母家と別棟が建っている場合が間々あります。母家が古く、新しい別棟(新宅)。多くの場合、母家には親世帯が、別棟には子供世代が住んでいます。数世代で同居し、住み継いでいくには問題がありません。でも、都会から移住して住もうという「田舎暮らし」は、既に定年後であったり、定年後の生活を見据えての生活がほとんどで、子供世代と同居というのは稀なケースとなります。そうすると、この母家と別棟という住宅は、オーバーキャパシティとなりますし、修理を要する場合、高額になったり、ポイントが絞れずリフォームが中途半端になったりします。さらに悩ましいのは、母家ほうが古く、しかしいい建物であることが多いことです。別棟を壊してしまえばいいのですが、いかんせん新しいと壊すのが忍びない。どうしても中途半端になってしまいます。
実際のところは、多人数で使う予定がない限り、いい建物(母家新宅、新旧でなく建物の良い造りの建物)の残し、もう一方を思い切って壊してしまって、残した建物を集中的に良くすることがいいでしょう。そのほうが、長い目で見ればその家にとっていいと私は思っています。
実際のところは、多人数で使う予定がない限り、いい建物(母家新宅、新旧でなく建物の良い造りの建物)の残し、もう一方を思い切って壊してしまって、残した建物を集中的に良くすることがいいでしょう。そのほうが、長い目で見ればその家にとっていいと私は思っています。
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