働けど働けどわが暮らし楽にならざりけり

いきなり石川啄木から入らせていただきましたが、今読んでいるのが『ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る』と言う本。タイトル通りの内容を実例を挙げながら、詳細に報告するちょっと衝撃的な内容です。
比較的いい暮らしを送っていたとしても、ある時(少しのスパンはあるのでしょうが)突然ワーキングプアに転落する。実際、先が見えない世の中ですから、大企業で働いていようとも、リストラだってあり得ますし、どんな人でも病気になったり、事故にあったりするかもしれない。正月休みから何冊も本を読んでいるのは、大きな社会の流れを押さえるためでもあり、お客さんにいかに対応するかと言う面もあるのですが、自分自身のためでもあります。読んでいて思うことは、生活設計をしておくことがいかに大切かと言うことです。若いときは、働いたお給料は全て小遣い状態でしたし、使って残った分が貯金でした。でも、これからは本当にきっちり生活設計をして、家計の収支を老後とまでは行かないけれど、将来への備えをしてかなくてはならないと思っています。
私は東京暮らしですから、意外と生活の基礎コストがかかります。自宅の賃料はもちろん、駐車場代もあります。自分で会社もやってますから、事務所費もかかっています。先日私と年齢が近い田舎の業者と話していたのですが、田舎だと意外と暮らせるんですよ。家はあるし、着ていくところも大してないからいい服も要らない、食品等の物価は安いし、お金を使わないんです。歳をとっても、年金があればたぶん暮らしていけると思いますよって・・・。しばらくは東京を離れることはなさそうなので、しっかり将来考えないと。。。
本って読み出すと続けて読みますね。しばらくどたばたしていて読んでなかったので、年末以来読書の習慣がついたので、詠みたいと思っていた本。まとめて読もうっと。

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このページは、エートスが2007年1月15日 23:43に書いたブログ記事です。

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