仲介手数料払う側、もらう側

仲介手数料。前回書いた手数料(1500万円の場合の53.55万円)だとしても、払う側から見れば、えらく高い金額を払っているわけです。購入する物件に関して言えば、買主と仲介業者が会うのは、案内されたのは1回、重要事項説明と契約締結、決済・引き渡しの計3~4回しかないなんてこともざらです。私だって個人で不動産を買うとしたら、「こんなに払うの嫌だな」と思うのが正直なところです。
私は今は違いますが、最近まで仲介手数料をもらう側だったわけです(その前はデベロッパーだったので、買う時、売るとき手数料払っていましたが・・・)。実際、もらう側の立場で考えると、決して多いわけではないのです。一件あたりという単価で見れば申し分ない。でも、月に一体何件仲介できるの?いうのが問題です。月平均で3件の成約をコンスタントに続けるというのは大変なことです。実際のところ月平均2.5件やれれば御の字。月に2件として月に135万円くらいですね。そして、そのなかから事務諸費、通信費、広告費やその他間接部門の経費を払うわけわけです。不動産仲介業というのは、労働集約的産業です。効率が悪く、スケールメリットが出しにくいので、経営側としては結構大変です。もらう側としては、生活がかかっていますから、「少ない」と思ってしまうモノです。
この話も仲介業者(もらう側)の擁護ではなくて、払う側(お客様)ともらう側(仲介業者)とには、大きな意識や立場の差があります。その差を理解しつつ、相手の立場を考えることは双方にメリットのあることだと思います。
売主や売主側の業者、買主側の業者など誰がなんて言おうと、最終的なお金は支払うお客様から出ています。「お客様は神様」これは真実だと思いますが、そういった払う側(お客様)ともらう側(仲介業者)との意識のギャップを乗り越え、お互いが協力し合ってこそいい物件に出会えるし、その先の楽しい、充実した田舎暮らしが実現で来るのではないでしょうか。

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このページは、エートスが2005年4月 1日 22:40に書いたブログ記事です。

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