私の就職活動の話を少し書きましたが、少し付け加えます。
私の就職したときは、団塊ジュニアの頂点近く(1973年生組の翌年がピーク)。バブル崩壊とタイミングが合ってしまって、大変大変。バブルのピークと団塊ジュニアのタイミングがあえば、企業も採用に困らず良かったのに(その後の人減らしがもっと大変か・・・)。かなりの就職難で、さんざん面接で落とされました。
でも、このこと今思えば決して悪いことばかりではなかったと思います。私は不動産会社ばかり受けていたので、上の方(2次、3次試験等)にあがっていくと、同じ顔ぶれに出会うこともしばしば。本当に採用数が少なかったので、だれもが意外と決まってないんですね。そうすると、なんというのか“戦友”みたいな感覚が芽生えて、ちょっと特別な友人となっています。今度、一緒に手伝ってもらう約束をしている友人とも、就職活動で知り合いました。それに、落ちるものだから、必然的にたくさんの会社に行きます。そこで、一応採用活動をしているわけですから、先方の会社も会社の中身を見せてくれるわけです。こんな機会って意外ないですよね。
いろんな意味で、本当にいい経験をさせてもらいました。本音を言えば、落とされた会社には今でも“恨み”を持っています。なんて、ことはないですが・・・。“悔しい”気持ちを抱いたのは事実です。それが目的ではないのですが、落としたのを後悔する(先方は間違いなく覚えていません)くらいがんばってやろう!とか思ったりすることもたまにありました。
不思議なことに、最終面接で落とされた会社が3つ、内定をもらった会社1つ倒産してます・・・(それぞれまあまあ大きい会社です)。それはさておき、今思っていることは人生すべてご縁で、私にとって最初に入った会社は、学生から社会人1年生の私にとってBESTだったなと。そして、次の会社もまた次のステージに向かうには、最高の会社だったと思っています。
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