会社をはじめて一番苦しいのはなんと言っても、資金繰り。会社を設立して2ヶ月ちょっと、まだ、種をまいている段階で、収穫の時期を迎えていない。そんなことは誰でもわかるはずです。そんな苦しい時だからこそ、金融機関による融資に大きな価値がある。私はビジネスにおいて、貸し借りは大事だと思うのです。この場合は、直接的にお金ですが、苦しいときに支えて(融資して)もらったということは、“大きな借り”になるはずです。
今月はじめからとある金融機関に融資を申し込んでいたのですが、結果融資できないとのこと。もう少し取引を見させてもらって、制度融資(東京都信用保証協会)を利用して融資したいとのこと。もちろん、創業期ですから与信が難しいのは理解できるのですが、融資手続きを上げていって、ゼロ回答はないなぁと思いました。個人でも積み立て、会社でも積み立てをしているのに!!この低金利の世の中ですから、積み立てなんてお付き合い以外の何もでもなく、言ってみればこれは、“貸し”だったわけです。こうなったら、預金に積み立て、全部解約だ!なんて風にも思いたくなるのが人情じゃありませんか?
そうそう、その前にクレジットカードを申し込んだのですが、これも社暦の関係で与信できないとのこと。その金融機関の系列で、金融機関を通して申し込んだのにです(怒!)。使用目的がETCと小口の買い物。正直10万円も枠があれば、用は足りるわけです。必要なら、口座のうち10万円を支払の担保としてロックしてもらったって良いわけです。
実はこの件は別の会社で解決しました。あちこちのカード会社に電話で確認しましたが、軒並み社暦基準でアウト。でも、JCBだけは違いました。社暦基準なし、すばらしい会社です。与信枠は少ないけれど、まったくもってして十分、不満など持ちようもありません。日常の小口決済、高速道路のの利用が、すっごく便利になりました。絶対私はこの恩は忘れません。今後、ずっとJCBを利用させていただきたいと思っています。
話は戻って、ほかの金融機関を利用しようかとも考えたのですが、担当の方はとてもよくやってくれているので、顔を立てて制度融資を申し込むつもりです。これで融資しないとか言ったら、躊躇せずにすべての取引は即解約間違いなし!がんばってもらいましょう。最後に一言「ほんと、最初の苦しい時期にこそ融資してなんぼでしょ!」とだけ言わせてください。
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