団塊ジュニア

私はいわゆる団塊ジュニアの世代(第二次ベビーブーマー)です。今の子供たち(友人から聞いた話なのであいまいで恐縮ですが、今の幼稚園製くらい)は、大学は全入の時代になるそうですし、労働人口は減って、売り手市場の就職活動かもしれません。それに比べて、私の一年年下の代が団塊ジュニアのピークで、受験勉強から就職活動まで、結構苦労してきました。このことは決して悪くないことで、いい意味で従前の考え方に問題意識を持ったり(バブルの崩壊も目の当たりにしました)、切磋琢磨することが多かったのでしょう。ホリエモン氏を筆頭に、同世代でたくさんがんばっている人たちがいます。その中で、私なんかは走り出したばかりで、海のものとも山のものともわからない状態ですが、やり始めた以上はどうにかやっていきたいと思っています。
そう、その団塊ジュニアにとって自分達(自分の家庭、夫婦に子供達)のコトに次いで大きな関心事は両親のことでしょう。これから大定年時代を迎えます。自分の親が、また親世代が会社を離れどう暮らしていくのか。人生80年時代を迎え、老後の20年をどう過ごしてもらうか。我々の世代は親を養う余力があるのは、ほんの一握りの人達です。それそれが自立して、生活をして行かなくてはなりません。これは歴史的にも初めてのことなので、ここに大きなビジネスチャンスがあるに違いありません。少なくとも、この時代の変化に合ったビジネスを構築していかない限り、ビジネスの成功はもちろん、成立はないでしょう。
私は自分は天才ではないので、今まで誰もが考え付かなかったことを考え出せるとは思っていません。ただ、今まで普通に行われてきたことを、少し違った角度から見ることや新しいツールを使ってやってみることはできます。いろんな物事を、ちょっとだけ視点を変えて見てみる。そのためにもブログはいいツールだと思います。

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このページは、エートスが2005年6月19日 23:09に書いたブログ記事です。

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