「できる」不動産営業マンの探し方

住宅情報タウンズ今日、中野の町を歩いていたらリクルート社が出している『住宅情報タウンズ(6月8日号)』という無料雑誌が目にとまったので、一部持って帰ってきました。その表紙にでていた特集が“「できる」不動産営業マンの探し方”だったのす。ポイントとしてかかれていたのは
(1)私たちの話をよく聞いて、希望をくみとってくれるか
(2)知識豊富なだけじゃなく、わかりやすく説明してくれるか
(3)誠意と熱意のある営業マンか

の3つでした。それぞれ例を挙げて説明がしてあり、それぞれもっともなことでした。ただ、都会と田舎では「出来る」営業マン像は多少違う気がします。なんというか、田舎の物件を探す際には、イニシアティブはお客さんがとった方がうまく行くんですね。田舎では基本的に何でも自分でやるというスタンスでなくては生活が成り立たない。交通や周辺環境はご自身で調べていただいて(といっても田舎ですから、役場や公共交通機関に電話するとすぐ調べられます)それでもわからないことをご質問いただければ、最大限お答えしますし、その時点でわからなければ、改めて調査の上ご回答します。もちろん不動産のプロとしてすべき法規関係や設備等のいわゆる「重要事項」のご説明は、責任もって行わせていただきます。一般的に行われている「上げ膳据え膳」的なサービスは田舎の不動産探しには、百害あって一利なし(大げさ・・・)。「依存する」気持ちを捨てて「自己責任」で様々なことを進めていただきたい。
私の考える“田舎不動産「できる」営業マン”は、
(1)私たちの話をよく聞いて、希望条件をはっきりさせてくれる
(2)豊富な知識で、質問に的確に答えてくれる
(3)正直で誠意のある営業マンか
といったところでしょうか。特に(3)ですが、田舎暮らしを希望する方は、必要に迫られていないケースが多いので、“ほっといてくれる営業マン”も重要だと思うのです。
この特集の最後、「営業マンとお客さまとはいえ、最低限のマナーは守ってね」とのコメントとともに、、「営業マンを困らせるヒトの3条件」が書いてありました。
(1)最低限のルールを守らない
(2)自分のことを話さない
(3)希望条件の整理ができていない
以前から書いていますが、お客さんと業者で「お互いにとっていい関係」を作っていい物件を見つけたいものです。そして何より、目的は物件ではなくそこで送る「暮らし」だと言うことも忘れないようにしましょう。

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このページは、エートスが2005年6月16日 21:55に書いたブログ記事です。

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