訳あり物件2の補足

前回、不動産を売却する側には全体の傾向として、あまり“幸せな理由で売却する人はいない”と書いてしまって、少し気になったので補足です。
“売らなくてはならない理由”や“売ると損が出るけれど次に買う物件の資金にするために売る”やっぱり状況としてはあまり幸せではないでしょう。でも、ここで終わりではありません。「次のためにも売る」というのはとても前向きですし、売らないと次には進めないわけです。買う側はあまりというか全く気にする必要はありません。気にすべきは“買った自分がどうその住宅をこれから大事にしていくか”であって、売主ではありません。売主には、お金と敬意を払えばそれで十分ですし、それが不動産を売るということだと思います。あの世には、住宅を持って行きたいとどんなに願っても、それは叶いません。引き継いでくれる方がいることは、住宅そのものとしてもそうですし、住んでいた方にもいいことだと私は信じています。

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このページは、エートスが2005年7月31日 23:50に書いたブログ記事です。

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