基本的な考え方

私がその通り出来ているかというと自信はないのですが、不動産についての基本的な考え方を書きます。
昨日書いた「瑕疵物件2」にせよ、このブログでなんども出てきているので、お気づきの方もいらっしゃるとも思います。私は「物事をいいほうに捉える」ということと「他の人がどうであれ、自分のことは自分が責任を取る」というスタンスでいます。「人生万事塞翁が馬」であったり、「反面教師」であったり、いろんな言葉があるように、悪いことでもいいほうに捉えることは、事象や他人がどうであれ、自分の意識次第でどうにでもなります。そして、トラブルがあった場合でも、最後は自分の責任として認めて、自分で解決していく。他人を恨んだり、責任を押し付けるよりも、「急がば回れ」大変でも自分で処理していったほうが、自分の人生に得だと思います。
「枝葉に捉われず、幹を見る」「木ではなく森を見る」いい意味で、損得勘定をして、自分の人生にとってどっちが得かを判断していくべきだと思います。私の言う「得」の意味は、金銭的なものではなく、「楽しい」であったり、「幸せ」です。お金はもちろん大切ですが、お金だけでは幸せになることは出来ません。
昨日の「瑕疵物件2」の最後の部分ですが、万一瑕疵物件を買ってしまったとしても、最終的には自分の責任で対処したほうが得だと思います。そのことを悪意でやった売主や仲介業者がいたとして、短期的に金銭的得をしたと思っていても、彼らは間違いなく彼らの人生で損をしています。マイナスの連鎖には決して引きづられない方がいいと思います。
私もこれが出来ているかといえば、少々疑わしい部分があるのは事実です。でも、そうありたいと思っています。私がこの職業を始めて10年、不動産の購入という人生の節目、大きな決断に関わらせて頂いていて思うことは、「人の真価は苦しい時にこそ問われる」ということです。いいときいいのは簡単です。悪いときどう踏ん張るか。事実はどう思っても変わらないのですから、いいほうに捉えて、他人のせいにせず、自分の責任として処理する。そのほうが楽しいですし、幸せへの近道だと私は思っています。

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このページは、エートスが2005年8月 5日 07:14に書いたブログ記事です。

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