田舎での店舗経営

先日もあるお客さんから「田舎でお店をやりたい」とのご相談をいただきました。この場合ポイントになるのは“田舎で”というより“店舗経営”です。田舎での店舗経営と言う場合のほとんどは、第二の人生、趣味の延長としてのお店だったりします。本当に趣味のお店ならいいのですが、生計を立てなくてはならない場合、「趣味の延長」という意識でいては決して経営的にうまくいきません。それに「この物件で、お店をやれますか?」とご相談を受けることがありますが、我々は不動産屋ですから、一般的な(不動産屋としての)感覚としてはいえますが、その道のプロではありませんから、最後のところなんとも言えません。
ここでも、出てくるのは自己責任です。不動産業者が、「喫茶店をやるにはぴったりです」と言っても、お客が入ること、経営が成り立つかは保証してくれません。たとえ以前そこが喫茶店で、かなりはやっていたお店であったとしても、経営者次第と言うこともあります。必ず、自分の目で見て、調べて、その上で判断してください。我々は不動産のプロではあっても、店舗経営のプロではありません。それに店舗経営のプロであったとしても、助言はしてくれても責任はとってくれません。
一つだけ言うと、田舎での店舗経営は地理的に商圏人口が少ないと言う意味で、都心とはずいぶん勝手が違うと思います。ただ、それを逆手にとった都会の客相手という別の商圏もありますし、今はインターネットだってあります。いろんな工夫次第では、田舎での店舗経営は可能なのだろうと思っています。

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このページは、エートスが2005年8月10日 07:30に書いたブログ記事です。

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