お得な気分

昨日次回は「理想の田舎暮らし物件」という内容を書きますと書いたのですが、私自身が「お得な気分」になって、「ココであるものを買おう」と思っているので、「お得な気分と不動産の関係」について書こうと思います。
通常、不動産を買う時にかかわらず、物を買おうというときには基本的に予算というものがあるはずです。もちろん、「品物が変わらなければ安ければ安に越したことはありませんが、需要と供給の関係で価格は決まっています。特に不動産の場合、格安だったり、掘り出し物はほとんどありません。
不動産の場合、電化製品だったり大量生産できる商品と違って、物件が気に入った場合、私はあまり価格交渉をするのはお勧めしません。特に売主が個人であったり、収益機会が少ない地方の会社であったりする場合はなおさらです。不動産の場合、使うというより「暮らす」のですから、長いお付き合いです。叩いて買っても、売主が不愉快な気分になったらあまりいい関係を作れないと思います。ですから、価格交渉も、「この金額だったら買えます」とストレートに伝えて、物件の悪い点を挙げたり、周辺相場を持ち出すのはしないほうがいいでしょう。おそらく私は物件を気に入った時点で、金額も含めて気に入っているのだと思います。ですから、最後は少し「お得な気分」になることが出来れば、その辺で妥協すべきではないかと思います。ずっと物件を探してきて、やっと気に入った物件だとしたら、最後のいくらかの金額は呑み込んで、気持ちよく「エイッ」と買ってみてもいいのではないでしょうか。
私は自分の家を買ったことはないので、不動産のことではないのですが、物を見ていて少し「お得な気分」になれたら、背中を押されている気になって、買ってしまうことが良くあります。後で考えると、本当にそのモノ欲しかったのか、お得な気分になりたかったのか良くわからないこともあるのですが・・・。でも、なんとなく気持ちよくいられるのは事実です。

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このページは、エートスが2005年9月26日 22:43に書いたブログ記事です。

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