行政への不満

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このブログでいろいろと行政への不満を書いていますが、行政というシステムというものはやはりすごくて、どこでも一応のルールにのっとって動いています。当然といえば当然なのですが、一定のレベルに保たれています。それは誰かが要諦を締めている黒幕というか、実務も政治判断も出来る能吏がいて、私なんかが文句を言ったところで、コテンパンにやられることも多々あります。
でも、窓口に出てくる方の全般的な傾向として、責任逃れというか、当事者意識が欠如していたり、官尊民卑な所はあるかと思います。そういう方と話していると、こちらもいらついてしまったり、不愉快な気分に成ります。まあ、気分は仕事ですから極力抑えるようにしているのですが、目的を達せられないとき(通常役所には調査に行きますから、回答が得られないとき)ついつい大きな声が出てしまったりすることもあります。ある時気がついたのですが、役所の方というのは大きな声を出すと、急に態度が変わってよーっく動いてくれます。
大阪のある市に調査に行ったとき、5カ所くらいの部署をたらい回しにされて、結局最初の部署に戻ってしまい、さすがに東京から来てるし、目的を達してないことはもちろん、対応にえらく腹がたったので、窓口の人を怒鳴りつけて、奥の上司らしき人をじっとにらんで・・・。こっちだってせっぱ詰まってます。そしたら、窓口の人が奥に行って相談してきて、各課を回って調査して、答えが出たわけです。これ本当に急にです。このとき気がついたのは、市役所にとって一番いやなことはトラブルなんだなということです。トラブルの当事者になりたくないのはもちろん、端(これも役所の人という内輪)から見られるのがいやなんでしょうね。らちがあかないとき、本気ではないのですが、大きな声を出すことにしています。あ、これはあまり真似しないほうがいいです。クレームのポイントは押さえてください。大事(おおごと)にしてはいけないこともありますし、ずれたところでやると逆襲されます(笑)。あと、脅してる訳ではないので、対応に対して起こってください。
それともう一つ、らちがあかないときの対応の仕方があります。「あなたじゃ話にならないから、上司を呼んで」これも効きます。私もサラリーマンをやってましたから、これほど嫌な言葉はないですね。本当に自分で解決できないことならまだしも、本当は自分で解決できることなら、上司を呼ぶ=評価ダウンです。
まぁ、いろいろと書きましたが、今回書こうとしたのは「行政は本当は優秀なシステムだし、優秀な人もたくさんいる」と言うことです。出来れば、声を荒げたりする前に快い対応をしていただいて、顧客満足度を高めてほしいものです。

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このページは、エートスが2005年12月 7日 11:53に書いたブログ記事です。

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