みずほ証券誤発注

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今日の新聞一面を見たらでかでかと書いてあった「みずほ証券が新規上場株を誤発注し、損失270億円超」というニュース。私は株式の売買システムは全然知らないので、なぜこんな事態が起こるのかがわかりません。発行済み株式の40倍もの株を売ってしまって、買う方も買う方ですが、売買が成立してしまう。これは一人の社員が端末をいじれば出来てしまう。この事件はあくまで、誤発注なのでしょうが、証券会社の社員が悪意を持って、会社に損失を与え、市場の混乱を招くことが出来てしまうシステムで、日本経済の要である東京証券取引所のシステムが成り立っている。この事件の真相は、東証、みずほ証券ともに、チェック機能が働かないシステムだったということでしょう。だって不動産の場合100区画しかない分譲地を4000区画売っちゃうなんて不可能です。
耐震偽造もそうですし、経済の根幹である「市場」であるとか、人間の生活の根幹である「住まい」は、何重にもチェックが働き、過ちがないシステムにしなくてはならないと改めて思いました。

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このページは、エートスが2005年12月 9日 16:59に書いたブログ記事です。

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