むさしのiタウン

むさしのiタウン先日、東京都と東京工務店(「東村山市本町地区プロジェクト」特別目的会社)の「むさしのiタウン」に見に行ってきました。このプロジェクトは、東京都が土地貸主となって、東京工務店に70年の定期借地権を設定し、それを東京工務店がエンドユーザーに転貸する形を取る定期借地権分譲です。特徴的なのは、通常の定期借地権よりも20年長い70年という借地期間を設定したことです。これにより購入者がほぼ100%生涯生活を送ることが出来ます。それに貸主が東京都という地方自治体ですから、権利関係も明確ですし、相続等による土地権利の分散も起こらず、非常に安定した賃借関係を持つことが出来ます。さらに社会実験としての側面もあるので、「コモン トレイル コミュニティ」「コモン グリーン コミュニティ」などのまちづくり、住まい造りの仕掛けを街区ごとに取り入れるなど、とても良好な住環境が生まれそうです。
この新しい試みの仕組みを見たかったというのもあるのですが、定期借地権ですから所有権に比べれば、価格も割安なので私の自宅として検討したいとも考えて訪れました。私は今杉並に住んでいますが、この近辺で自宅を買うということは価格的にかなり難しいことで、さらに敷地の広さ、日当たりとか建物とかをある程度のモノをと考えると、ほとんど実現(取得)不可能です・・・。そういうことも考えるととってもいい住宅地で、かなり気に入りました。
かなり人気があるようで、私たちが行ったときも多数のお客さんでしたから、競争率は高そうです。特に私がいいなと思っている区画は人気が高そうです。とりあえずダメもとで申し込んでみようと思っています。
学生時代に不動産業を志した私が一番やりたかったのは大規模なまちづくりです。就職活動中はあちこちのニュータウンを見に行きました。あんな街を造ってみたかった。そんなことも思い出しました。

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このページは、エートスが2007年2月 6日 23:59に書いたブログ記事です。

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