2007年1月アーカイブ

越智町土地千葉市越智町の新築住宅の間取りを(仮)発表させていただきます。(仮)とさせていただいたのは、これから工事の見積もりが出てきて、一部変更になる可能性があるためです。ただほとんどこれで決定です。廊下が少なく、有効面積が広いので、3人家族でゆったり暮らせます。2月の建築審査会にかけて、4月半ばに建築確認が取れるよう段取っています。出来れば7月半~末に竣工させたいですね。千葉市越智町間取り
価格はまだ未定ですが、3000万円台後半になりそうです。現時点でしたら、プランの変更も可能です。現状で土地を1800万円にて販売中ですので、ぜひお問い合わせください。ここは南向きの高台で、陽当たり良好、静かな市街化調整区域に位置するいい土地ですよ。
うちには猫がいます。親バカと言われようと、間違いなくうちの猫はかわいいのです。私が仕事から家に帰ると、とにかくなくのです。何てなくかというと「ご飯が帰ってきたー」です。まだ準備が出来ていないのに、食卓の椅子に座り、ご飯待ちのポーズです。そして、ご飯が始まると、口に持っていくもの何でも関心を示し、においを嗅ぎたがる。(うちの)猫ってすごいんですね。においだけで、食べれるものか(食べたいものか)わかるんです。食べないものは、ふんとにおいを嗅いで終わり。食べれるものは、嬉しそうにパックって食べちゃいます。おいしいってこともあるんでしょうが、なにより食事に参加したいらしく、食べるものがないときも、必ず席に着きます。あげるものがないときは、猫のカリカリ(キャットフード)や猫カマをあげます。ほんと「でーれでれ」なのです。
ぶーちゃんそうそう、名前は「ブルーノ」なんですが、「ぶーちゃん」と呼んでます。ぶーちゃんには特技があって、自分の名前が言えるんです。「ブーニャン、ぶーにゃん」っなくんですよ。正確には「ぐるーにゃん」とのどを鳴らして鳴いているんでしょうが、私は今までこんな猫は見たことありません。実家の猫や、以前に飼ってた猫はもちろん街で出会った猫の中にもいません。そう、ともかくうちの猫はかわいいんです。
さて、ちょっと変ったカットを一枚。「どーしたのぶーちゃん、行き倒れてる・・・」。驚く格好をしていたので、一枚パチリ。もう少しかわいい写真を載せてと怒られそうですが、お気に入りの写真です。
いきなり石川啄木から入らせていただきましたが、今読んでいるのが『ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る』と言う本。タイトル通りの内容を実例を挙げながら、詳細に報告するちょっと衝撃的な内容です。
比較的いい暮らしを送っていたとしても、ある時(少しのスパンはあるのでしょうが)突然ワーキングプアに転落する。実際、先が見えない世の中ですから、大企業で働いていようとも、リストラだってあり得ますし、どんな人でも病気になったり、事故にあったりするかもしれない。正月休みから何冊も本を読んでいるのは、大きな社会の流れを押さえるためでもあり、お客さんにいかに対応するかと言う面もあるのですが、自分自身のためでもあります。読んでいて思うことは、生活設計をしておくことがいかに大切かと言うことです。若いときは、働いたお給料は全て小遣い状態でしたし、使って残った分が貯金でした。でも、これからは本当にきっちり生活設計をして、家計の収支を老後とまでは行かないけれど、将来への備えをしてかなくてはならないと思っています。
私は東京暮らしですから、意外と生活の基礎コストがかかります。自宅の賃料はもちろん、駐車場代もあります。自分で会社もやってますから、事務所費もかかっています。先日私と年齢が近い田舎の業者と話していたのですが、田舎だと意外と暮らせるんですよ。家はあるし、着ていくところも大してないからいい服も要らない、食品等の物価は安いし、お金を使わないんです。歳をとっても、年金があればたぶん暮らしていけると思いますよって・・・。しばらくは東京を離れることはなさそうなので、しっかり将来考えないと。。。
本って読み出すと続けて読みますね。しばらくどたばたしていて読んでなかったので、年末以来読書の習慣がついたので、詠みたいと思っていた本。まとめて読もうっと。
去年の7月に5年にわたるゼロ金利が解除され、利上げが行われました。追加利上げは、実行されませんでしたが、今月利上げが行われると報道がされています。今月か否かは別にしても、利上げは時間の問題なのは間違いありません。住宅ローン金利も上昇傾向でしょう。私が不動産業界に就職した1995年は金融公庫の貸し出し金利は4%前後(それでも史上最低金利を更新してました・・・)でしたから、最近の低金利は異常な事態で、正常な状態へ戻すということなのでしょう。でも、これだけ低金利が続くと異常な事態が、正常な状態だと錯覚してしまっていて、利上げなんてとんでもないと思ってしまいます。現在住宅ローンを抱えている方はもちろん負担増ですし、これから住宅ローンを組んで住宅を買おうとしている方にとっては、負担増か借り入れ額を減らす、もしくは購入をあきらめることになります。
低金利と利上げの不平不満はともかくとして、現実に金利が上がるのは避けられない事態ですから、住宅ローンを抱えている方もこれから住宅ローンを組む方も金利が上がることを前提に、対応策を考えて行かなくてはならない時期にきているのは確かです。その一助になりそうな書籍をご紹介住宅ローンが危ない
住宅ローンに関するノウハウ書籍は多数出ているのですが、まず最初に問題認識をするために読むべき一冊だと思います。問題認識の後、ローンだけでなく、家計設計、節約などいろいろなノウハウ本を読んだり、フィナンシャルプランナーに相談し、家計の見直し、住宅ローンの見直しをするといいのではないかと思います。
千葉市越智町デッキ1先日、ご購入していただいた千葉市緑区越智町の新築住宅。お客さんのご希望で、売主にウッドデッキをサービスしてもらったのですが、お客さんにオススメして使う材料をウリン(鉄木)にグレードアップ(有料)しました。デッキと言うと、防腐処理をした2×4材やいいものだとレッドシダーというのが一般的なのですが、デッキ材として最高級のウリンは、塗装などのメンテナンス不要で、50年くらいはもつとのこと。あこがれのデッキは、意外に手がかかるものなので、今回オススメさせていただきました。ウリンについてはウッディーワールドさんのページに詳しく説明がありますので興味のある方は参考にしてみてください。正直材料もかなり高い上に、あまりに硬い(鉄木というくらいですから)ので、加工も手間がかかるため、工賃も高くなります。それでも、長いスパンでみれば決して高くないと私は思います。千葉市越智町デッキ2
スケジュールの都合上、物件の引渡し後に着工し、昨年末に完成したので、私はまだ見なかったので、今回立ち寄って拝見させていただきました。まず、第一にウッドデッキが出来たことで、建物も締まりましたし、敷地もぐーんとよい雰囲気になりました。そして何より、デッキがいい感じに仕上がっていて、休日ここでブランチとかバーベキューなんかをやっている図を想像して、一人で喜んでしまいました。
岬町外壁1昨日いすみ市岬町に行って物件管理に行って来ました。主たる目的は外壁に使ってある杉の下見板張りを塗装すること。天然のものは多少手がかかります。屋外木部用の塗料を買って準備して行ったのですが、現場で塗ってみたら、さあ大変。塗料はステイン仕上と書いてあるものだったので、浸透するタイプの塗料かと思っていたら、皮膜を作るタイプのもだったらしく、0.6平米くらい試したもののぜんぜんうまく塗れないし、少し乾いてくると皮膜が出来てしまって、困り果てました。で、私は早速あきらめ、乾く前に塗料をはがすという選択をしました。
それは一生懸命雑巾やらたわしやらでふき取ったですが、その際、表面の汚れも一緒に取れて、以前の白木の状態が復活したのです。「え、こんなに綺麗になるの?」と本当に驚きでした。たまたまですが、一部だけ綺麗になってみると、他の汚いところが目立ってしまって、さあ大変、結局ほかの所も掃除する羽目に陥りました。ふき取ると言うか洗うと言うかなのですが、結構大変な作業で、吹き終わるまで4時間くらいかかりました。途中で、腕は痛いは、ゴム手袋が破れて水が入ってきて冷たいはで、何度も挫折しかけましたが、途中でやめる訳にもいかず、半ばトランス状態で、ひたすら作業を続けました。最後は日が落ちてきて暗くなるのと同時に作業も一応終了。
はじめてやって見ると、いろんな失敗をするものです。作業をしていて気がついたのは、綺麗になったと思ったら、なんだか杉の板目(年輪)がはっきりと見えてきたんです。表面を良く見てみると、赤い年輪部分は硬いので、そのまま残り、白太というか年輪の間の白い部分が削れていたんですね。だから年輪がはっきりしてきて、かなりいい雰囲気でした。古民家の下見板は経年劣化で自然にこうなるのでしょうが、怪我の功名、今回はなかなかいい感じに仕上がりました。・・・あ、本当はこの後に、ステインを塗らなくてはいけないのでしょうが、時間切れ次回塗る事にしました。よーくネットで調べるとキシラデコールが、実績もあって良さそうです。来週辺りでも行って塗ってきますか・・・。
岬町外壁2失敗も含めて、そんなこんなやってみるのは楽しくもあります(しんどくも・・・)。愛着もわくし、田舎暮らし疑似体験みたいなものです。そうそう、草刈もしましたが、すこしは草刈機の使い方もうまくなったかもしれません。
以前は田舎暮らし物件を探す手段と言えば、『田舎暮らしの本 2007年 02月号 [雑誌]』や新聞の広告に頼るか、または現地の不動産屋に足を運場ない限り得られないものでした。それがここ10年インターネットの普及で、多くの不動産会社が物件情報を発信しています。5年ほど前までは、それでもネット利用の中心層は20~30歳台までほとんどで、田舎暮らし不動産のターゲット層である中高年、特に50歳以降の層はあまり多くないというのが私たちの実感でした。
今年のネットレイティングス社の調査(元データはこちらを参照ください)によると、全利用者のうち40歳以上の割合は全体の43.2%、50歳以上でも19.2%と五年ほど前から比べてもかなりの伸びとなっています。そのおかげで、私のサイトはもちろん、田舎暮らし物件を扱う親しい会社のサイトの問い合わせもネット経由で十二分のお客さんが訪れています。以前はネット経由の「お客さんはひやかしばかり」という声を良く聞きましたが、今では本当に様変わりしています。インターネットで田舎暮らしを実現する。それは今の中高年世代でも常識になりつつあるのでしょう。
カッパドキア奇岩自然が生み出した摩訶不思議な奇岩群の広がるカッパドキア。きのこ岩などは人為的に作られた野のように見えますが、火山灰や溶岩で作られた地層を、長い年月の間に風や雨などの侵食により形作られたとのこと。その天然の造形した岩を掘って、住居にしたり、教会、隠れ家に利用しました。現在でも一部は、今なお地元の人たちの生活の場としても使われています。世界遺産に指定され、新たに岩に手をいれることは出来ないため、たまに空家(空穴?)が出るカッパドキアギョレメと、都市部の富裕層が争って購入するとのこと。ココでは田舎暮らしは難しそうです・・・。いくつかの有名な岩には、「三人の貴婦人」「ラクダ岩」名前がついています。一体誰がつけたのかわかりませんが、人の想像力は豊かです。最近はネットの旅行記なんかで、新しく名前をつけている人がいるとか。そうそう、今回のツアーの添乗員さんは、本当に人柄のよい、ほんわか天然、それでも抑えるべきところはきちんと抑えてある方だったのですが、彼女もいくつかの岩に名前をつけていました。カッパドキア洞窟都市ギョレメ野外博物館、カイクマル地下都市など、キリスト教徒がイスラム教徒からの圧迫から逃れるためにつくった洞窟教会や都市に実際に入り見学しました。宗教と人々の日常生活での関わりは、無神教というか、あらゆる神でも信じる日本人とは比べるべくもない強固なものだったのだと思いました。
カッパドキア周辺はトルコ絨毯の産地として有名らしく、絨毯専門店に寄り、絨毯の作る姿を見学しました。最初は、見てもらって気持ちが分かればとか、いろいろ言っていたのですが、さすがトスコ商人、あっという間に絨毯商談会・・・。なかなか話してくれず、かなりの営業攻勢。あちこちで商談成立、拍手!パチパチパチの声が上がってました。押し切られた訳ではないのですが、私も旅の記念に1枚買いました。振り返ると旅のお土産はたべもばかりでしたから、ずっと大事にしていい旅の記念になればと思っています。
途絶えてしまっていた旅行の報告。ギリシャを後にしてトルコ入国です。イスタンブールで乗り継ぎ、トルコの首都アンカラに入りました。不思議なことにアンカラは首都なのにほとんどの国際線はイスタンブール発着とのこと。アンカラは、約80年ほど前にアタチュルクによって遷都された町で、当時3万人ほどの地方都市が現在350万人を超える大都市になっています。
アタチュルク廟1空港から市内に向かうバスの中で、面白いことを聞きました。土地を持たない人たちが、国の所有の土地に勝手に家を建てて住み着き、徐々にその数が多くなると水道等のインフラが整えられ、既得権としてその土地を取得できてしまうとのこと。建物は一日にして建てなくては、政府によって壊されてしまうので、一族郎党総がかりで、外観だけ作りあげるそうです。そしてその時期は大統領選挙の前、国民の人気取りもあって締め付けが弱くなる時に、多く行われるようです。まぁ土地はたくさんあるにしても、すごい話です。
まず見学に行ったのは、アタチュルク廟。トルコ共和国初代大統領ムスタファ・ケマアタチュルク廟2ルのことを「アタチュルク(トルコの父の意)」とよび、トルコ国民に今でも敬愛されているそうです。廟はお墓というイメージより、まさに現代の神殿と言っていい、規模の大きな荘厳な建物です。広大な前庭では、国家行事等も行われるとのこと。ギリシャの神殿とは違いますが、現代に行き続ける神殿を感じることが出来ました。
その後アナトリア文明博物館に訪れ、旧石器時代からヒッタイト、ギリシャ・ローマ時代の遺物を見学。こういう時、世界史と言わなくても、今回の旅行の目的地周辺の歴史をアナトリア博物館調べて来ればよかったと反省・・・。古い歴史があったんだという程度しかわかりませんでした。でも海外の博物館を見て思うのは、史料との距離が近いんですね。手を伸ばせば届くところに展示してあって、身近に感じられるのはいいことです。
そうそう、昨日年末年始に読んだ本をご紹介しましたが、もう一冊ありました。『サラリーマンは2度破産する』
タイトルにぐっとひきつけられて、買った一冊です。破産するというより「破産の危機が訪れる」それに対する計画的な対応が必要とされるというのが本旨です。著者のフィナンシャルプランナーとしての豊富な経験を元に、とてもわかりやすく書いてあります。どなたでも読む価値のある本だと思いますが、不動産の購入の前に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
この本を読んでと言う訳ではないのですが、今年フィナンシャルプランナーの認定試験を受けてみようと思っています。受けるだけでなく、受からないとですが・・・。さぁサイトで公言してしまったからがんばって勉強しましょう!
本年もよろしくお願いいたします。
あっという間に2007年です。本当に早いものですね。自分で会社を興して3年目の年です。今まで試行錯誤の連続で、何がなんだかわからないうちに時間が過ぎてしまったというのが実感です。今までの経験も含め、更なる飛躍の年にしていきたいと思います。
不動産業をやっていると、どうしても世の中の大きな動きが気になります。そんなわけで、年末から年始にかけていくつか本を読みましたのでご紹介します。
一冊目が『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』
ご多分に漏れず、私も3年(正確には3年9ヶ月ですが)で最初に勤めた会社を辞めた口なので、とても興味深いテーマでした。一向に増えない所得は当然のこと、後輩が入らず変らない会社での役割。年々高齢化していく組織、それに加えてバブル期に積みあがった不良資産の山の前に前向きな仕事が徐々に少なくなっていく等々、厳しい現実が立ちはだかり、将来を見出せず、私は最初の会社を辞めました。
私が大学を卒業して就職したのが1995年です。ロスト・ジェネレーションとも言われる私たちの世代は、団塊ジュニアの人口の山、景気は悪化の一途だった時代に就職を迎えました。社会に出た当初から言いようのない閉塞感が漂っていました。それぞれ事情は違うとは思いますが、その不安からの脱出を図っているのだと思います。
二冊目は『下流喰い―消費者金融の実態』
われわれ不動産業者は、破産とか競売は日常の業務の中で接することが多々あります。バブル崩壊後つい最近まで、不動産は下がる一方でしたから、売却するのはステップアップよりもローンの返済により生活が苦しくなったとか、あまり幸せではない理由がかなりの部分を占めていました。そんな時登記簿謄本を見れば消費者金融会社の抵当権が付いてることもしばしば。本当に必要とするお金じゃなくても、返済実績を見ながら枠を広げ、貸し付けていた消費者金融の実態には驚くばかりでした。
消費者金融ほどひどいことはないのでしょうが、以前から住宅販売の現場に於いても問題なことがあります。お客さんが住宅を探す際、希望条件を聞く際に必ず年収、年齢、勤務先等の情報を聞きます。そしてお客さんの希望とする予算ではなく、借りれる金額を算出して、目いっぱいのローンを組んで、やっと買える物件をすすめます。主演・お客さん、主催・銀行をはじめとする金融機関、後援・不動産会社の返済物語です。借りられるということと、返せるということは一致しない。改めてそんなことに思いをめぐらせました。

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